3次元計測と3Dモデリングから企業のプレゼン資料をアニメーションで作成

工事業界に長く身を置いてきた私ですが、海際のプラントや工場にある球形のガスタンクに
入った事はありませんでした。
今回の御依頼は少し特殊。
球形のガスタンク内に、点検、メンテナンスに必要な足場。といってもただの足場じゃありません。
中心を軸にして水平に回転してしまう。ローリングデッキと呼ばれる特殊な足場でした。
球形のタンク内に総足場を組んだ時の総工費は相当なものだと容易に想像がつきます。
この足場は必要最小限の資材で、最大限の効力を発揮する合理的な足場でした。
これを実際に3次元計測して、3Dモデリングし、尚且つ、回転する様子をアニメーションで再現。
それを企業のプレゼン資料に使いたいという御依頼でした。
直径約20mの球形タンクでしたが、実際20m上に上がって計測するのはちょっと怖かった。。。
たったの13機械点の計測でしたが、足場を登って機会を設置するのはやはり大変でした。
1日の内、計測に費やした時間は4時間ほど。
点群合成とモデリング、更にCAD化して、別のCADへ出力。点群とCADモデルを融合して、アニメーション
を作りました。 使用した機械はFARO社 Forcus S70  1台。 ソフトウエアは点群処理ソフトとCADソフトを合わせ合計 4本。 最後はアニメーションを動画ファイルに変換して出力して納品とさせて頂きました。

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